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作成日 10月 7, 2010 at 2:28 pm
星州郡は星山伽倻の数多くの遺跡や伽倻山の神秘的な自然、マクワウリやスイカ、キノコなどさまざまな特産物を誇る、暮らしやすく実り豊かな故郷です。しかし、これといって星州を代表する料理がありませんでした。 15年前、このことを残念に思っていた星州郡のあるお店の主人が星州や星州の人々を代表する料理は何だろうかと考えた末、キジ料理になったといいます。キジは数多くの賢人や儒学者を輩出したソンビ(学者)の故郷である、星州の人々を象徴する動物だからです。キジは他の動物とは異なり野性が強く、長い間飼育してもなかなか懐かず、どんな誘惑にも負けないソンビの姿に似ていると考えたためです。星州の人々の気質にも似たさっぱりとした味が評判になり、星州の代表料理として観光客に紹介されるようになりました。 キジ肉の淡白な味をそのまま楽しむには、キジのしゃぶしゃぶがぴったりです。キジの骨を煮出したスープに薄く切ったキジの胸肉を湯がいて食べるのがキジのしゃぶしゃぶです。キジの肉は湯がきすぎるとかたくなってしまうため、スープに2・3回つけてすぐに取り出します。さっぱりとしたスープにジャガイモやダイコン、キノコなどの野菜を入れるとさらに香りがよくなります。残ったスープに入れて食べるすいとんもまた絶品です。 特産物 星州マクワウリ 伽倻山のきれいな水と洛東江周辺の肥沃な土地で、エコ農法により栽培されます。味と香りが甘いうえに濃く、日本や香港、マレーシアなどにも輸出されています。 周辺観光地 伽倻山 野生花植物園 国内初の野生花専門植物園で、全部で400種余りの樹木と野生花が見られます。野生花にまつわる話や生態環境が学べる展示館を始め、野外展示園、温室、生態保存地域などからなっています。 星州郡修倫面百雲里 054-931-1264 www.gayasan.go.kr 地元のおすすめ店 • キジシャブシャブ 054-932-4037 星州郡は太古の情趣とソンビ精神の宿る儒林の故郷。星州マクワウリや伽倻山の女神の神秘的な伝説、古墳や山城などの星山伽倻の痕跡に触れることができます。人口4万6千人。 星州郡庁 054-933-0021 www.seongju.go.kr
キジしゃぶしゃぶ, マクワウリ, 年中, 慶尚北道, 星州
作成日 10月 6, 2010 at 3:55 pm
洪吉童の生家址がある黄龍面阿谷里の昔の名前は「阿雉谷」でした。現在は50世帯、70人余りが暮らす小さな村ですが、昔は湖南で 「阿雉谷」という名前を知らない人はいないくらい有名だったといいます。村の男たちのほとんどが学識のあるソンビ(学者)で、「阿雉谷から嫁いできた嫁は家を興す」と言われるほど、近隣にある名門家でこの村の家門と縁を結ばない家はなかったといいます。 このように、学問しかしらなかった阿雉谷のソンビたちの唯一の楽しみがありました。それがまさにキジ狩りです。阿雉谷という名前に「雉」の字が入っているほどこの村にはキジがたくさんいました。また、阿雉谷でつかまえたキジの肉は昔からその味がよいことで有名で、高麗時代には中国に送る朝貢物にも入っていたほどだったといいます。時折山に出かけてキジをつかまえることは、学問ばかりしていたソンビたちのストレスを解消してくれ、つかまえてきたキジは料理して一緒に分けて食べました。その中でも特にキジ肉入り餃子は夜食にぴったりでした。 現在は「阿谷里」という名前に変わりましたが、今でも昔からのキジ料理の伝統は残っています。その中でも、キジ肉入り餃子やキジ肉のつみれ、キジの寄せ鍋、キジしゃぶしゃぶなどが順番に出てくる定食が有名です。キジしゃぶしゃぶは、キジの骨で煮出したスープにキジ肉をさっとくぐらせて食べる料理で、柔らかいその味が人々に大変人気があります。最近も洪吉童の生家址を訪れる観光客にとって、キジ料理は必須コースとなっています。 他の郷土料理 紅葉豆腐 有名な白羊寺の秋の紅葉が食膳にあがりました。モミジの樹液から作った伝統スンドゥブ(絹ごし豆腐)と、白岩山の岩盤200メートルの地下から汲み上げた水で作る三色豆腐は、秋の紅葉狩りの楽しさを倍増させてくれます。 周辺観光地 白羊寺 数多くの高僧たちを輩出してきた白羊寺は、松広寺とあわせて湖南最大の寺院です。小ぢんまりとして静かな白羊寺には、国家指定文化財の逍遙大師浮屠を始め、大雄殿、極楽殿、天王門、清流庵観音殿など多くの文化財があります。 全羅南道長城郡北下面薬水里26 061-392-7502 地元のおすすめ店 • サンゴルチャギ 061-393-0955 長城郡は南倉渓谷やクムゴク村など美しい観光地がたくさんあります。特に、白羊寺の紅葉が有名で、秋になると観光客が列をなします。人口約4万7千人。 長城郡庁 061-393-1989 www.jangseong.go.kr
キジしゃぶしゃぶ, 全羅南道, 年中, 紅葉豆腐, 長城
私の会社「オンゴフードコミュニケーション」(www.ongofood.com)で夜食ツアーを始めたときのコンセプトは、観光客に本当の韓国を紹介し、料理を通じて韓国の文化を体験することだった。今、このツアーは200人以上の参加者が共にする一番人気のイベントとなった。 私たちは同ツアーを広蔵市場の商店からスタートさせる。夕暮れになると慌ただしい通りは一気に静かになり、工芸品店と商店は灯りを消し始める。市場にはビンデトッ(緑豆チヂミ)、揚げ物などのおいしそうな料理とマッコリが店頭に並ぶ。そこは一日の疲れを癒してくれる商人たちの活気が満ち溢れる。 ツアー参加者たちは、韓国にとても関心が高い。それは彼らの夢が現実と化すからだ。彼らは雑誌や本で韓国に関する記事を読んでいるし、韓国のテレビや映画も見ている。旅行した人たちに韓国に関す る話を聞いている人も多い。彼らは期待に満ち溢れ、とても興奮している。 広蔵市場のツアー中で一番重要な部分は、麻薬キムパプ(米を巻いて作ったのり巻きは、とてもおいしかったが、麻薬のように中毒性が強いという意味でそう呼ばれる)、おじさんがペチャクチャと話をしながら売っている肉汁たっぷりの豚足、そして新鮮な刺身、豆、野菜、そして宴会用のお餅セット、ナツメなどを売る屋台だ。 広蔵市場を見回ったあと、私たちは肉と焼酒を楽しむために鐘路(チョンノ)に向かう。韓国式バーベキューは、参加者たちがもっとも好きなようだ。人々は熱い炭の固まりをテーブルに持ってきて、火鉢に入れるのを見てとても驚く。肉をはさみで切り始めると、彼らはまるでキャンプファイヤーを始める時のようにそれをジッと見つめている。肉がすべて焼けると、野菜に多種類のソースと焼いたニンニクを入れて食べる。バーベキューの味をよほどに気に言ったのか、参加者の中にはサンチュサム(サンチュのご飯包み)にキムチやおかずを包んで食べたりもする。(現地の韓国人はこれを見て驚く) その次は、日本酒と味が似ている米を蒸溜して作ったお酒と料理を食べるために、街頭に出ている屋台に行く。テントの下で食べることに参加者たちは興味津津で、そこで参加者たちはお酒を飲む風習について話を交わす。普段、外国人たちが屋台を訪れるのはほとんどないので、親切な店主は常に旅行客にサービスのおつまみを提供してくれる。 ツアーの最後は、伝統的な韓屋(ハンオク)でマッコリを飲むことだ。静かな雰囲気の中、韓国の文化に触れてどれだけ驚いたのかについて、それぞれの思いを話し合う。 ツアーの間、道端に座り込んでしまうほど酔う人は誰もいない。彼らは本当の韓国人になり、夜を楽しむことよりも、楽しむことに集中しているようだ。韓国では酔うまでお酒を飲まない。お酒の場は、互いのことをもっと知れるようにしてくれる。料理がお酒の飲みすぎを防いでくれるので、お酒の席には必ず食べ物を添えるほうが健康にいい。夜がふけるころにはみんなが友達になる。彼らは韓国で過ごした夜と経験を永遠に忘れないだろう。
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