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作成日 6月 10, 2011 at 8:08 am
釜山の空港で食べたキムチ石焼カルグクス! 涙が出るほど辛くてビックリ!! たぶん・・・私が今まで食べた韓国でのお食事で一番辛かったと思います・・・涙 石焼なのでグツグツ煮えたぎっていて余計に辛さが倍増って感じで辛いというか痛い感じでした。 キムチもまた攻撃的な辛さで食いしん坊のワタクシでも途中でギブアップでした(>_<) でも、制服着た美人なCAさんたちは清々しい顔してふつーに食べていて驚き。 やっぱり韓国の人はこれ程度の辛さではびくともしないんですね・・・。
グルメ, フード, 慶尚北道, 慶尚南道
作成日 10月 7, 2010 at 4:13 pm
海草の多い浦項の迎日湾は、冬にニシンの群れが押し寄せ産卵する場所でした。網を投げさえすればいっぱいかかってくるニシンは重要な食料でした。しかし、一時期しかとれないニシンを長らく食べられるよう保管する方法が問題でした。そんなある日、台所の格子窓(風通しのよい小さな窓)にニシンを掛けておいたところ、台所から出る煙で燻され、痛みにくくなったといいます。その後、人々は台所の格子窓にニシン数束(一束20匹)を掛けておくようになりました。 掛けておいたニシンは冷たい冬の風で凍っては、ご飯の湯気に当たって再び解けたりを繰り返し、半乾きの状態になりました。これを食べてみたところ、その歯ごたえのある味は、非の打ちどころがなかったといいます。そのようにして「冷燻法」という天然の凍結乾燥方法を得た迎日湾の人々は、この方法を応用し、昼は陽がかんかんと照りつけ、夜は冷たい海風のふく九龍浦の海にニシンを干すようになりました。また、多くのニシンを一度に干すために、長い木の枝にニシンの両目を貫いて一列に通しました。最初はこれを「貫目魚」と呼びましたが、時間が経つと次第に「クァメギ」という名前で広く知られるようになりました。 1960年以降になると、迎日湾のニシンが急激に減り、代わりにサンマでクァメギ(サンマの干物)を作るようになりました。サンマも味の面ではニシンに引けを取りませんでした。現在もサンマで作りますが、一匹をそのまま乾かしたものと、内臓や骨を取り除いて乾かしたものの二種類があります。クァメギは肉一切れにニンニクやワケギをのせ、ワカメの茎でぐるぐると巻いた後、三杯酢につけて食べると生臭さもなく美味しく食べられます。しかし、産地の九龍浦では、クァメギ特有の香ばしい味を楽しむために、乾かしたものをそのまま食べます。 他の郷土料理 刺身の冷たいスープ とれたての白身魚を薄く切って野菜を入れ、ごま塩や海苔の粉をふりかけた後、コチュジャンをといて混ぜ、冷水を注いで食べる料理です。漁夫たちが漁をしながら手軽に食べられるよう考え出した料理で、現在は浦項の代表的な料理となっています。 周辺観光地 虎尾串 韓半島の最東端にある所で、六堂崔南善は、日の出の美しいこの場所を朝鮮十景の一つに数えました。虎尾串周辺には1908年に建立された虎尾串灯台や国内唯一の灯台博物館、李陸史の青葡萄詩碑、東海のきれいな海水を利用した大甫海水風呂などがあります。 浦項市南区大甫面大甫里 054-270-2114 九龍浦のクァメギ棚 地元のおすすめ店 冬に浦項を訪れると、どのお店でもクァメギを食べることができます。特に九龍浦の刺身屋タウンは冬になると全ての刺身屋がクァメギを出し、「クァメギタウン」となります。 • 九龍浦邑事務所 054-276-2504 浦項市は韓国の鉄鋼産業を率いる都市に成長しましたが、今でも至るところに昔の漁村の趣が残っています。冬は虎尾串の日の出、夏は宝鏡寺の涼しい渓谷があり、多くの観光客が訪れています。人口約51万人。 浦項市庁 054-270-2114 ...
12~3月, サンマの干物, 刺身の冷たいスープ, 慶尚北道, 浦項
作成日 10月 7, 2010 at 4:07 pm
漆谷郡倭館邑にある倭館駅は1905年に開館し、100年以上も行き来する旅人を温かく迎えています。今も昔も旅人に必要なのは食べ物と宿。数十年前まで倭館駅周辺には古い宿屋と食堂を兼ねた場所がたくさんありました。懐に余裕のない旅人たちは、ここで食事をし、酒を一杯ひっかけ、遅くなると一晩休んでいきました。寂しい旅人たちには何よりも温かいスープがぴったりで、倭館駅周辺には安くてお腹一杯になる豚の腸詰めクッパッのお店が一軒二軒とできるようになりました。練炭火鉢で長時間煮て作った濃い豚の腸詰めスープにご飯を一杯かけると、汽車の待ち時間にも食べられ、焼酎のつまみにもなりました。倭館駅を通過する人々は必須コースであるかのように豚の腸詰めクッパを食べ、時にはこの味が忘れられずにわざわざ訪れる人もいました。 昔、倭館駅前の豚の腸詰めクッパッのお店には、懐に余裕のない人にはスープを多めに入れてあげ、一人で焼酎をひっかけている人には静かに話し相手になってくれるおばあさんがきまっていました。倭館駅前で豚の腸詰めクッパを食べた人々は、ひもじくとも温かい昔の思い出としてその味を記憶しています。数年前に倭館駅が整備され、駅前の食堂はほとんどなくなり、最近は倭館駅から5分の距離にある倭館市場の中にクッパッのお店が集まっています。練炭火鉢で長時間煮て作るその「濃いスープの味」は、以前と同じです。慶尚道式の豚の腸詰めは、豚の小腸に牛の血液を固めたものやはるさめ、野菜をたっぷり入れ、厚さが厚く、特有の匂いも無いうえに、しっとりとした味が圧巻です。豚の腸詰めスープは、雌豚の頭肉と厳選された内臓でスープをとり、味が濃いのが特徴です。このスープを一度味わうと、他で食べるスープが薄く感じてしまうほどです。 他の郷土料理 鴨プルコギ 八公山の裾には、取り分け鴨肉のお店が目につきます。八公山の精気を得て育った硫黄鴨肉を黄土で焼き上げ、鶏肉よりも肉質に弾力があり、牛肉や豚肉より味が淡白なのが特徴です。 周辺観光地 松林寺五層塼塔 9世紀に建てられた統一新羅時代の塼塔で、国内に残る5つの塼塔のうちの一つ。塔の相輪部まで昔の姿のまま残っている貴重な文化財です。 漆谷郡東明面九徳里 91-6 地元のおすすめ店 • 漆谷古宮 054-971-7719 • 古宮スンデ 054-971-0567 • ソンジュ食堂 054-973-3822 • スンデ専門店金剛山 ...
年中, 慶尚北道, 漆谷, 豚の腸詰めクッパッ, 鴨プルコギ
作成日 10月 7, 2010 at 3:58 pm
漢陽(現在のソウル)で禁府都事を務めたクォン・ソンハが都落ちし青松邑に落ち着いたのは朝鮮末期。四方を山で囲まれた青松は、現在も「陸地の中の島」と呼ばれていますが、当時は訪れるのも困難な奥地にありました。さらには川から遠く離れているうえ、渓谷の水が少なく、常に飲み水が不足し、住民たちはとても不便をしていました。これを気の毒に思っていたクォン・ソンハは、村の人々を集めて水路工事を始めました。そんなある日、工事をしていたある村人が、岩の隙間から湧き出る水を発見しました。水を飲んでみると、えがらっぽい味がし、お腹がすっきりしたといいます。これを村の人たちに知らせると、皆が不思議がって薬水(湧き水)を探しに訪れたといいます。水の湧き出る音が鶏の鳴き声のように聞こえたことからタルゲ(月鶏)薬水と名づけられましたが、時代を重ね「タルゲ薬水」が「タルギ薬水」に変化しました。 村の人々はこの水でご飯を炊き、鶏を煮て食べました。タルギ薬水で炊いたご飯はもち米で炊いたようで、鶏は油気がなくなり肉が柔らかくなりました。そのようにして薬水の効能は、青松一帯で有名になりました。青松の人々は、お婿さんが訪れると決まって地鶏をつかまえ、タルギ薬水で水炊きを作りました。お婿さんは初めて味わう「青みがかった水炊き」をとても美味しそうに食べ、彼らの口を通して青松のタルギ薬水で作る水炊きの味が全国に知られるようになりました。 タルギ薬水で作る水炊きは、鉄分の含まれる薬水で調理され、青みがかっているのが特徴です。鶏肉の淡白な味に薬水の苦味が加わり、食欲を取り戻すのにぴったりです。サイダーのようにぴりっと舌を刺すような味のタルギ薬水は、胃腸病や神経痛、貧血、めまいなどに特に効果があると言われています。 特産物 青松リンゴ 慶尚北道の内陸に位置する自然の美しい青松郡のリンゴは、大きな日較差や少ない降水量、高い日照率のお陰で、かたい肉質と高い濃度を誇っています。別名「蜂蜜リンゴ」とも呼ばれています。 周辺観光地 注山池 1720年、朝鮮の景宗のとき、村の住民が注山渓谷に堤防を築いて作った貯水池です。300年以上も渓谷の下の府東面の住民たちの農業用水や飲み水として使われてきました。水に浸かって自生する20株余りのワンボ(ヤナギ科の木)も神秘的です。映画「春夏秋冬そして春」のロケ地として有名になりました。 青松郡府東面梨田里 054-870-6240 地元のおすすめ店 • タルギ薬水タクぺクスク 054-873-2351 • イェチョン食堂 054-873-2169 • 薬水食堂 054-873-2423 • ソウル食堂 054-873-2177 ...
タルギ薬水で作る鶏肉の水炊き, リンゴ, 年中, 慶尚北道, 青松
作成日 10月 7, 2010 at 3:51 pm
清道の中心地は清道駅です。清道の人々は仕事が終わると大抵清道駅に集まるため、清道市もここに立ち、味のよい料理を出すお店のほとんどが清道駅の周辺に密集しています。その中で、清道を代表する料理はなんといってもドジョウ汁。ドジョウ汁のお店が清道駅前だけで8軒を越えます。 清道のドジョウ汁の最大の特徴は、ドジョウ汁と他の川魚を一緒に煮ることです。清道川や東倉川のような澄んだ川の多い清道は、ドジョウよりも川魚が豊富で、これは清道のドジョウ汁店にとっては不利な条件でした。ドジョウの多くとれる夏まではドジョウだけでドジョウ汁を作りましたが、冬になると訪れるお客さんに十分な量のドジョウ汁を出すのが困難でした。 そんなある日、あるドジョウ汁のお店の主人に名案が浮かびました。7月から10月初めまでの、ドジョウに脂が乗っているときはドジョウのみを入れ、ドジョウが貴重になる冬から春まではコウライオヤニラミやナマズ、コウライドンコなど5、6種類の雑魚を混ぜて煮て、ドジョウ汁を出したのです。これは、ドジョウのみをすりつぶして煮たときよりスープが澄んでいました。このように川魚を混ぜて作ったドジョウ汁は、他の地域のトジョウ汁に比べ、スープがさっぱりしており、むしろ人気を呼んだのです。そうして、他のドジョウ汁店も同じメニューを出すようになり、これが清道を訪れた人々の評判となり、川魚のドジョウ汁はいつからか清道を代表する料理となったのです。 最近では、「川魚を混ぜたドジョウ汁」を出すお店もあり、本来の「ドジョウ汁」を出すお店もあります。しかし、どのお店に行ってもドジョウと白菜のたっぷり入った、さっぱりしたスープの清道のドジョウ汁を味わうことができます。 特産物 盤柿 朝鮮時代に平海地方の柿の木と清道地方のものとを接木してつくった独特な柿です。種がないのが特徴で、形がお盆のように平たいことから、盤柿という名前が付きました。 周辺観光地 雲門寺 新羅の真興王のときに創建された由緒深いお寺。1958年に新しく設置した比丘尼専門講堂(教育院)は、今でも全国一の規模を誇っています。推定樹齢500年の「垂れ松」が有名です。 清道郡雲門面新院里1789 054-372-8800 地元のおすすめ店 • 駅前チュオタン054-371-2367 • ウィソン食堂 054-371-2349 • 清道チュオタン054-371-5510 • ...
7~10月, ドジョウ汁, 慶尚北道, 清道, 盤柿
作成日 10月 7, 2010 at 3:43 pm
今から500年余り前、義城邑致仙里に慶州崔氏と金海金氏一家が暮らしていました。彼らが稲作を終えてさびしくなった畑にニンニクを植えたところ、冬が過ぎて芽が出て、6月中・下旬頃に収穫することができました。義城地域は土壌が肥沃で腐植土で覆われているため、ニンニクを栽培するのにぴったりだったのです。ここで育ったニンニクは、汁が多くて辛味が強く、特にキムチを漬けるときに重宝されました。貯蔵性にも優れ、翌年のニンニクが市場に出回る頃まで品質を保つことができました。よって、義城のニンニクは全国的に大きな人気を呼び、崔氏と金氏一家がニンニクで成功すると、隣近所の人々も冬にニンニクを植えるようになりました。ニンニクがどれ程多く売れたかというと、「義城の人々はニンニクを車いっぱい積んで出掛け、お金を車いっぱい積んで戻ってくる」という言葉まで生まれるほどでした。ニンニクの成功を他にも応用できないだろうか?と考えた義城の住民は、ニンニクを活用した商品を作りました。「ニンンク鶏」や「ニンニク牛」、「ニンニク豚」、「ニンニクハム」、「義城ニンニクパン」などがそれです。特に、義城のニンニクの副産物で飼育した「ニンニク牛」は、成人病を予防する不飽和脂肪酸が一般の牛よりもはるかに多いという研究結果まで出ています。 最近できた「義城ニンニク牛タウン」では、ブランドとして認められている義城ニンニク牛のみを扱っています。ここでは消費者が精肉店で直に肉を買い、隣の食堂で一定の料金を出し、おかずや野菜と一緒に食べることができます。大抵は焼いて食べますが、常連客は脂肪の少ないランプを薄くそぎ取り、ニンニクを入れて味付けをしたユッケを好むといいます。義城のニンニク牛ユッケは、生肉から出るたっぷりの肉汁にニンニクの味が加わり、他では味わえない独特な味を楽しむことができます。 特産物 黒ニンニク 義城の黒ニンニクは、良質の義城ニンニクを65℃の温度と適度な湿度で45日間自然熟成・醗酵させたものです。長い時間熟成させると匂いの原因となる揮発性硫黄化合物が少なくなるため、匂いがせず、心臓病や癌などを予防する効果が高くなるとされています。 周辺観光地 氷渓渓谷 蒸し暑い夜には涼しい風にあたることができ、寒い冬には温かい湯気が立ち上る神秘的な渓谷。氷の凍る氷穴や冷たい風の吹く風穴、 氷山寺址の五層石塔など、氷渓8景を見ることができます。 義城郡春山面氷渓里 054-832-3451 地元のおすすめ店 • 義城ニンニク牧場食堂 054-834-9292 • 義城ニンニク牛モッコリタウン 054-833-9505~6 • 畜産協会販売場 054-834-5611 義城郡は「義理を重んじる故郷」といって生まれた地名で、昔から美しく豊かな義と礼の故郷として知られていました。サンシュユ祭りやアオサギ祭りなど毎年見どころの多い祭りが開かれます。人口6万人余り。 義城郡庁 ...
ユッケ, 年中, 慶尚北道, 義城, 黒ニンニク
作成日 10月 7, 2010 at 3:28 pm
蔚珍の漁夫たちにズワイガニについて尋ねると「本当に不思議なやつ」という言葉を耳にします。その非常に長い脚は竹のようで、普段は自分よりも小さな甲殻類や魚をつかまえて食べますが、獲物がいなかったり腹が空くと同族はもちろん、自分の胴体の脚まで切って食べてしまうといいます。昔、漁夫たちはこの不思議で可笑しなカニを見て、「どれ程おいしければ自分の脚まで切って食べてしまうのだろうか?」と思い、茹でて食べてみたところ、胴体の中にびっしりと詰まった身が「死ぬほどおいしい」味だったといいます。 このようにズワイガニがおいしいことで評判になったのが蔚珍です。ズワイガニ漁は主に蔚珍の厚浦港から23キロ程離れた岩で行われますが、ここは三つの峰からなる水中の暗礁地帯で、寒流と暖流が交差し、120種余りの多様な海洋生物が分布する場所です。寒流に生息するズワイガニの南の限界線が韓国にあるうえ、この地域は餌が豊富なため、東海岸のズワイガニのほとんどがここでとれるといいます。12月から翌年の5月まで、蔚珍の竹辺港近隣は、ズワイガニ漁を行う船で賑わいます。竹辺港で繰り広げられるズワイガニの競売の雰囲気は、東海岸最大のズワイガニの集散地という評判そのものです。全国に売られてゆくズワイガニが全て集まる場所であるため、竹辺港の刺身屋では手頃で新鮮なズワイガニが味わえます。 ズワイガニを最もおいしく食べる方法は何と言ってもそのまま茹でて食べる方法です。歯ごたえがあり、噛めば噛むほど甘く、白いズワイガニの身はコレステロールや脂肪の含有量が少なく、カルシウムや鉄分が豊富なのが特徴です。びっしりと詰まった身を取って食べたり、カニの甲羅にご飯とごま油を入れて混ぜて食べると、なるほど自分の体を切って食べてしまうのも納得できるほど(?)格別な味がします。 特産物 マツタケ 松の多いことで有名な蔚珍で採れるマツタケは、大きく香りが豊かなのが特徴です。表皮が厚くて硬く、鮮度が長持ちします。全国のマツタケの中でも最上品として認められています。 周辺観光地 竹辺港 15.6メートルの蔚珍灯台が高くそびえ立つ風景が有名で、多様な魚がとれ、東海岸の漁労基地に数えられる場所です。竹辺から温洋里に続くドライブコースもお勧め。 蔚珍郡竹辺面竹辺里 地元のおすすめ店 • ユイル大蟹フェセンター 054-782-6639 • ニューテピョンヤンフェッチプ 054-782-4936 • 竹辺水産協会5号マシッケフェセンター 054-782-6616 • 蔚珍大蟹宮7号 ...
12~5月, ズワイガニの蒸し煮, マツタケ, 慶尚北道, 蔚珍
作成日 10月 7, 2010 at 3:21 pm
「鬱陵島の二十歳の娘は米一升も食べられずに嫁に行く」というのは、昔の鬱陵島の厳しい食料事情を一言で言い表した言葉です。鬱陵島では常にご飯に何かを入れて食べていました。コンブの一種のアラメを入れたアラメご飯やダイコンを入れたダイコンご飯、ギョウジャニンニクを入れて食べるギョウジャニンニクご飯などは、全てそうやってできた料理です。 ムール貝ご飯も、そのような苦しい食料事情が生んだ混ぜご飯の一つといえます。しかし、ムール貝ご飯を食べたのは、単に不足していた米を補充するためだけではありませんでした。水に浸してふやかした米にムール貝と醤油、ごま油を入れ、ふんわりと炊き上げたムール貝ご飯は、鬱陵島の女性にとって特別な料理でした。甘みがあり、肌をすべすべ・つるつるにしてくれるため、別名「東海夫人」とも呼ばれていました。このムール貝を入れて炊いたムール貝ご飯が、米一升も食べられずに嫁にきたうえに、海風にあたってがさがさになった鬱陵島の女性の肌を守ってくれたためです。 そのためでしょうか?鬱陵島のムール貝は他の浜辺のものとは異なり、つぶの大きなメスが多く、形も変わっています。数年ものの自然産ムール貝を水深20メートルの深さからエアポンプを担いだ潜水海女たちがとってくるため、表面にフジツボや海草などがいっぱい付いているのが特徴です。 鬱陵島の女性にとって特別な料理だったムール貝ご飯が外地の人々を魅了したのは10年余り前のことです。ある民宿のおばさんがお客さんにギョウジャニンニクの漬物やアキノキリンソウなどの鬱陵島固有のおかずと一緒にムール貝ご飯を出して人気に火をつけ、ムール貝ご飯の食堂を構えたためです。現在はほとんどの食堂でムール貝ご飯を出しているほど、鬱陵島の代表的な料理となりました。ムール貝のおいしい時期は遅い冬から初春。しかし、取ってきたムール貝は冷凍して使われるため、鬱陵島では1年中ムール貝ご飯を味わうことができます。 特産物 イカ&カボチャ飴 鬱陵島の特産物はイカとカボチャ飴。鬱陵島の道洞港に行くと、とってすぐに干した弾力のあるイカを買うことができます。特にお年寄りや子どもの好きなカボチャ飴工場も道洞港から近いところにあります。イカの内臓スープもおいしく、鬱陵島の薬草を食べさせて育てた薬草韓牛(高級国産牛)肉も有名です。 周辺観光地 蓬萊瀑布 眺めているだけで涼しくなってくる蓬萊瀑布は、一日に流れ落ちる水の量が実に3000トン。滝の中の風穴は、地中へと流れる地下水の冷たい空気が岩の隙間から出てきて、常に4℃の温度を維持しているため、夏の避暑地として人気があります。 鬱陵邑道洞里 628-1 054-790-6422 地元のおすすめ店 • ポベ食堂 054-791-2683 • タエ食堂 054-791-1162 • ヘウン食堂 054-791-7789 ...
12~3月, イカ&カボチャ飴, ムール貝ご飯, 慶尚北道, 鬱陵
作成日 10月 7, 2010 at 3:10 pm
安東ダムを通過してきた洛東江と太白山から発源した乃城川、チュグォル山の錦川、この三つの水流は、慶尚北道醴泉郡豊陽面で合流します。昔人々はここを「三川」と呼びましたが、日帝時代、ここは釜山から塩や米を積んで上ってきた船が集まり、あちこちで取引を行う商人たちで常に賑わいました。市の立つ日になると、一日に渡し舟が30回以上も川を往来する程だったといいます。 三川の渡し場から近い龍宮面では4と9のつく日に龍宮市が立ちますが、このとき好んで食べたのがまさに豚の腸詰めでした、特に、ここでは町内の女たちが作るぶ厚い豚ホルモンの腸詰めが人気でした。豚の腸には薄い小腸や厚い大腸、中間の厚さのホルモンがありますが、ホルモンは皮が厚い割りに柔らかく、中にたくさんの具を入れることができたためです。 塩でもんで一晩水につけて置いた豚ホルモンにもち米やモヤシ、はるさめ、ニラ、エゴマの葉、長ネギ、牛の血を固めたものなどを詰めてじっくりと蒸した後、頭の肉と一緒に出します。これは、川を越えて遠くへ旅立つ人々の腹を満たすのにぴったりの料理でした。このような龍宮市の豚の腸詰めは、具がぎっしりと詰まっていることで有名で、この地域の住民たちは、家で大きな行事がある際、わざわざ市場まで行って豚の腸詰めを買ったといいます。 最近でも龍宮面のお店で作る豚の腸詰めは豚ホルモンの中に16種類もの具が入っており、弾力のあるホルモンとこしの強い具が程よく調和をなしているのが特徴です。地元の人々は豚の腸詰めを網で焼いたやや辛いイカブルコギと一緒に食べますが、淡白な豚の腸詰めとやや辛いイカの相性が抜群です。 特産物 金塘蜂蜜 醴泉市では100%天然のアカシア蜂蜜を生産しています。2005年、韓国では初めて品質検査基準の厳しい日本に輸出されるほどその品質が認められています。 周辺観光地 回龍浦 洛東江の支流である乃城川が大きな山に遮られ周辺を囲まれた陸地の中の島の村。チャンアン寺の駐車場から回龍台に上ると、山と水が互いに抱き合って調和をなす珍しい景色を観賞することができます。 醴泉郡龍宮面大隠里 054-650-6394 地元のおすすめ店 • 朴達食堂 054-652-0522 • フンブネトジョン韓方スンデ 054-653-6220 • ヨングン・スンデ 054-653-6066 • ...
年中, 慶尚北道, 豚ホルモンの腸詰め, 醴泉, 金塘蜂蜜
韓国で生活しているヨーロッパ人のパティシエに会う機会があった。韓国で生活し始めてもうすぐ3年になるという彼の食生活に不便がないのかが気になった。 「パンはどこで買うのか?」という質問に、彼はよく訪れるというお店をいくつか教えてくれた。 彼が教えてくれたパン屋には一つの共通点があった。それは、韓国人が好む甘い味のパンではなく、噛めば噛むほど香ばしさが口の中に広がる食事用のパンや、穀物がたくさん入ったパンが扱われているという点だ。 米中心の食文化に慣れた韓国人にとって、パンはおやつの概念が強い。そのため、パン生地の中に小豆や肉などを入れて焼いたものや、甘辛い味のするパンが長らく愛されてきた。 一方、西洋の場合は小麦中心の食文化であるため、ハムやチーズ、スプレッド、バターなどと一緒に食べられるバゲットやチャバッタ、ライ麦パンが好まれる。 しかし、韓国の食文化も次第に変わり、パンがおやつと主食を兼ねるようになった。ご飯の代わりにパンが食卓に上るようになったのはつい最近のことだ。 留学経験や海外生活経験のある人が増えたことにより、汁物とご飯が中心であった韓国の朝の食卓が、次第にパンと果物、ジャムとスプレッドなどに変わりつつある。また、これは共働きの家庭が増加しているなどの社会現象の影響も少なからずあるだろう。主におやつとして食べられていたパンが主食としても食べられるようになったことでパンの需要が増加したことにより、この5年間でパン屋の数が急激に増加した。 これまで、韓国の「パン屋」に並ぶパンといえばそぼろパンやあんパンなどが主流であったが、いつの頃からかチャバッタやバゲット、ライ麦パンなどがパン屋の一角を占めるようになった。そして今は、これらのパンだけを専門に扱うパン屋の数も増えている。 以前から韓国で生活する外国人に愛されているドイツ式パン屋の「Ach so(アッソ)」や、「五月の鐘(オウォレチョン)」、「Baker’s table(ベイーカーズテーブル)」がある梨泰院(イテウォン)、漢南洞(ハンナムドン)をはじめとし、最近では弘大(ホンデ)や新沙洞(シンサドン)、論硯洞(ノンヒョンドン)にまで専門的なパン屋が集まるエリアが広がっている。つまり、ソウルでもおいしいヨーロッパ風のパンを気軽に味わえるようになったのだ。 ―梨泰院(イテウォン)、漢南洞(ハンナムドン) ブロッケン(Brotchen)とロゲンブロート(Roggen brot)が人気のドイツ式パン屋の「Ach so(アッソ)」は現在、フラワーショップ「Blute(ブルーテ)」と共にショップ・イン・ショップ(大型店の中にある独立した小型店のこと)の形態で運営されている。 以前よりもパンの種類は減ったが代わりに食事のメニューが増え、おいしいブランチが楽しめるようになった。 「五月の鐘(Maybell bakery/オウォレチョン)」は、2号店の「五月の鐘、カエデの家(Maybell bakery L’atelier/オウォレチョンタンプンナムジッ)」をオープンし、ライ麦を使用したパンと、発酵種を使用したパンを中心に扱っている。1日に訪れる客の半分以上が外国人の常連だ。最後に、経理団(キョンリダン)通りで最近1番ホットなパン屋が「Baker’s table(ベイーカーズテーブル)」だ。ここでは、キャラウェイ(Caraway)などの香辛料が入ったライ麦パンや、食事用のパンとして最適なイングリッシュマフィン(English Muffin)、ハードロール、マルチグレイン(Multigrain)などのパンが楽しめる。特にソーセージ、ザワークラウト(Sauerkraut)、ポテトウェッジ(Potato Wedge)などが盛りつけられた「ブラートヴルスト(Bratwurst)」というブランチメニューが人気だ。 ―上水(サンス)、合井洞(ハプチョンドン) …
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